下水内郡栄村に伝わるわら細工「栄村つぐら」の一つで
猫の“家”として使う「ねこつぐら」が全国から注文が入る人気商品となっている。
ペットブームに加えて、昨年11月に栄村つぐらが
県の伝統的工芸品に指定されたことも人気を後押しする。
ただ、村では作り手の高齢化が進み、制作できる数が限られているため
村振興公社などは今年初めて住民向けに制作体験会を開き、伝統の継承に本腰を入れ始めた。
体験会は、ねこつぐらの販売を請け負う同公社と村公民館が企画し
1月下旬から3月15日までの毎週末に計8回開催。30~70代の村民ら十人余が参加し
村つぐら振興会の藤木金寿会長(86)らが作り方を伝えた。
初めて体験した同村森の馬場真依子さん(36)は「わらを編むのに結構力がいるので大変。
栄村の冬は長いので、いずれ編めるようになれればいいな」と話した。
同公社は「体験会を通して、村内から後継者が出てきてほしい」と期待し、今後も開催していくという。
画像等
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以下ソース
http://www.shinmai.co.jp/photo/201503/15032301.html