環境省は26日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のアホウドリが小笠原諸島(東京)で戦後初めて繁殖したと発表した。
アホウドリのひなが昨年5月に同諸島の媒島なこうどじまで見つかり、その発見場所近くで今年2月につがい1組が飛来していることが確認された。ひなとつがいの羽毛などのDNAを分析した結果、ひなはこのつがいから媒島で生まれたことが分かったという。
アホウドリは、乱獲が原因で1930年代に小笠原諸島で絶滅した。国内の繁殖地は伊豆諸島・鳥島と沖縄県の尖閣諸島で計3800羽が生息しているという。
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http://www.yomiuri.co.jp/eco/20150326-OYT1T50125.html?from=ycont_top_txt