氷の上に大量の熱湯を注ぐと、氷は溶けて水になる」──これは、常識と言っていいだろう。
では、氷の上に溶岩を垂らしたらどうなると思う? 溶岩とは、もちろん火山の “あの溶岩”だ。
私(記者)は、「氷が一瞬で水になってしまう!」と思ったのだが、結果は全然違った!
まさか、こうなるだなんて!! ……気になる答えは
実際に実験したYouTube の動画「What Happens When Lava Meets Ice?」で確認してみよう!
・分厚い氷の上に人工溶岩
動画を公開しているは、科学をテーマにした映像を数多くアップしている『Science Channel』。
早速、動画を確認してみると……氷の板の上に、見るからにアッツアッツの人工溶岩が
重さ276kg、厚さ約1.8メートルの氷の上にドバーーっと流し込まれる。
おい、大丈夫か? 氷が一瞬で溶けなくなり
溶岩がその周囲にある全てを溶かしてしまうのではないか? と思いきや!
……実際は、そうならかった! 結果から先に言うと、氷に触れた溶岩からブクブクと泡が発生。
そして時間が経つと、泡が黒い風船のようになり、よりグロテスクな姿になったのである。
・なぜ、泡ができるのか?
泡が出来る仕組みを、簡単に言うとこうだ。
溶岩の温度はとても高いため、それに触れた氷は水にならず、気化する。
つまり、水を通り越して水蒸気になるのだ。
その水蒸気が、上に覆いかぶさる溶岩を押しのけて逃げようとするため、泡が出来るのだという。
動画
https://www.youtube.com/watch?v=yvSmPqqZB3Q
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://rocketnews24.com/2015/03/26/561769/