いつものことながら、2015年2月1日からロシア政府は200人の冬期学生部隊を組織し
ボストチヌイでの単純労働力としている。ただしその種の集団が使われるのは、通常なら夏期だけだ。
公式プレスリリースでは、その部隊に参加する学生が休学する必要があるかどうかについて述べていない。
ロシア連邦宇宙局によれば、2015年夏には1,200人もの学生がボストチヌイで働く予定になっている。
これだけじゃなく、お約束の建設汚職も発覚してます。
去年、ボストチヌイの建設管理者がプロジェクトから数百万ドル
(数億円相当)を横領したとして逮捕されました。
ロシアのドミトリー・ロゴジン副首相が事態収拾にあたり
いかなる「たるみ」も見逃すまいと誰でもアクセスできるWebカメラまで設置しました。
実際ここで見られます。ロゴジン副首相は、建設が「最終段階」に入ったとツイートしています。
でも先週のモスクワタイムズによれば
建設業者が電気料金を払っていなかったために建設現場の電力供給が止められたようです。
ロゴジン副首相は「サボタージュは許さない、頭を引きちぎってやる」
「人民の金を宇宙基地から盗もうとする者は投獄する。
我々はこの宇宙基地を作り上げるのだ」と脅し混じりで強い決意を示しています。
が、それでもまた新たな汚職が発覚するなど、ドタバタは続いています。
ロシアの大規模建設プロジェクトといえば、ソチオリンピックのときもこんな感じでドタバタしてました。
なんというか、ロシアの方々の中ではこういうプロセスが織り込み済みなのかなって思えてきますね。
以下ソース
http://www.gizmodo.jp/2015/03/post_16785.html