ユニバーサルチャットアプリの誕生なるか。
Facebookメッセンジャーって
メッセージの相手がFacebookにいるから使っているものの、正直使いにくいですよね。
今までメッセンジャーアプリとその機能は完全にFacebookのコントロール下にありました。
Chat Headsにしても通話機能にしても、最近発表された決済機能も、全部Facebookが自前でやってきました。
でも今、Facebookメッセンジャーは単なるアプリではなく、プラットフォームに生まれ変わりました。
Facebookはサードパーティのデベロッパーに対しメッセンジャーのアプリやサービスを開放し
それらを組み合わせたり機能を追加したりといったことができるようにしたんです。
ってことは、我々ユーザーにとってどういうことになるんでしょうか?
たとえば今までは、誰かがGIFを使ったメッセージングアプリを作ったとしたら
それはまったく新たなアプリとしてダウンロードしてもらう必要がありました。
でも新アプリをFacebookメッセンジャーのプラットフォーム上に作れば
いろんなことがもっと簡単になります。
たとえばDittyというアプリは、Facebookメッセージをポップソングに合わせて歌いあげるもので
使い方次第でかなり楽しめます。
でもDittyが単体の別アプリだったら、誰にも使われなかったはずです。
だってそんなちょっとしたネタ機能のためにわざわざ別アプリを入れたり
別のWebサイトにホストされた動画へのリンクを開いたりなんて面倒だからです。
でもDittyはFacebookメッセンジャー上に作られているので、Dittyを知ってる人にもそうでない人にも
メッセンジャー内に埋め込まれて表示されます。