LGエレクトロニクスジャパンは日本市場向けとしては初となるOLED(有機EL)テレビを発表した。
ラインナップは4K解像度を持つ上位モデル「EG9600」シリーズが65インチと55インチの2モデル
フルHD解像度の「EC9310」シリーズが55インチの1モデルで展開される。
いずれもパネルの柔軟性が高いOLEDの特徴を活かし、スクリーンを曲面に仕上げている。
デザイン面でも最薄部で0.6センチという薄さが引き立つ、スッキリとした見た目に仕上がっていた。
いずれもオープン価格だが、4KOLEDパネルを使う「EG9600」が65インチモデルで99万8800円
55インチが62万8800円と、予想実売価格が発表されている。
フルHDモデルのEC9310は、同じく予想実売価格で39万8800円。5月から順次店頭に並ぶ予定だ。
OLEDパネルは目論見通りに生産性を向上させることができず
家庭用テレビ向けのOLEDパネル採用はなかなか進んでこなかった。
真っ先にOLEDテレビを発表したサムスンは、ほとんど出荷実績のないまま
今年1月の国際展示会ではOLEDテレビの展示を引っ込めている。
サムスンとは逆の道へ
ところがLGはサムスンとは逆に、テレビ向けの大型OLEDパネル生産力を強化するという戦略に出た。
パネル生産会社のLGディスプレイは
生産難易度の低い白色OLED+カラーフィルターの方式で歩留まりを向上。
現在のパネルはRGBの3原色に白画素を加えたWRGB構成でピーク輝度を稼ぐなどの工夫で
量産が可能なレベルまで歩留まりを向上させてきた。
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以下ソース
http://toyokeizai.net/articles/-/64300