ヤマハとヤマハ発動機が取り組んでいる、制約に縛られることなく
それぞれの作法やアイデンティティでデザインを提案する『project AH A MAY(プロジェクトアーメイ)』。
楽器を手がけるヤマハと、バイクを手がけるヤマハ発動機が
お互いの分野のデザインをするというこのプロジェクトから
これまでにない楽器2台とバイク2台が生まれた。
これらは先日フランスで行われた『第9回サンテティエンヌ国際デザインビエンナーレ2015』にも出展された。
バイクのヤマハが手がけた楽器
ヤマハ発動機は、2人で演奏するマリンバ『FUJIN』と、球体のドラム『RAIJIN』を発表した。
『FUJIN』は、バイクでいうところのタンデム仕様。
円形にマリンバの鍵盤を配置し、ひとりが鍵盤を回し、ひとりが演奏を担当するようになっている。
見た目にスピード感があり、バイクの持つスピード感、疾走感が感じられる。
『RAIJIN』は、球体のフレーム内にドラムの各パーツが配置されたもの。
通常のドラムセットとは異なる配置のため、これまでにないダイナミックな演奏が可能になる。