チュニジアの博物館で起きた観光客襲撃テロの実行犯の一人は
卒業を数カ月後に控えた高校生だった。親族が23日までにAFP通信に明らかにした。
事件では、実行犯2人が治安当局に射殺された。
そのうちの一人、ハテム・ハシュナウィ容疑者は、親族によれば本名は「ジャブール」。
1994年生まれで、今年卒業を迎える成績優秀な生徒だったという。
3人のおじが教師として同じ高校に勤務し、それぞれ哲学や体育などを教えていた。
実行犯は隣国リビアの過激派キャンプで軍事訓練を受け
「恐ろしい爆発物」(カイドセブシ大統領)を所持して犯行に及んだことが既に判明している。
チュニジアのシェリー内務次官は22日付の仏誌パリマッチ(電子版)に対し
「犯人が自爆テロを想定して身に着けていたベルトには
高性能プラスチック爆薬が備え付けられていた。
(死亡したリビアの独裁者)カダフィの保管庫から直接持ち出された極めて危険な軍事物資だ」と語った。(2015/03/23-14:43)
以下ソース
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2015032300453