攻撃者は、様々な業種の企業に対し巧妙なターゲット型のサイバー攻撃を仕掛けています。
この記事では、日本も含む82カ国、2000以上の組織や企業から収集した実際の攻撃のデータを元に、
業種別のマルウェア攻撃の実態と、
それを受けてのマルウェアの攻撃を防ぐためのセキュリティソリューションについて解説します。
・マルウェアとして検出されたファイル種別の違い
今回の調査で検出されたマルウェアのファイル種別をみてみると、
Windows実行可能ファイル(EXEファイル:94.29%、DLLファイル:4.89%)が占める割合が実に99%を超えており、
その次に多かったのはMicrosoft Officeのドキュメント形式で占める割合は0.8%、その他のファイルは0.1%に過ぎない結果となりました。
(全体)マルウェアとして検出されたファイル種別の割合
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(全体)マルウェアとして検出された主なファイル種別の割合
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/20/165/images/002l.jpg
全体からみるとEXEファイルの占める割合が圧倒的でしたが、
前回説明した侵入経路と同様EXEファイルの占める割合が、サービス業では99.6パーセントに対して
卸・小売では84.6パーセントと、業種ごとにその割合が若干異なっていました。
侵入経路と同様に、業種によるICT活用の違いが見て取れます。
(業種別)検出されたマルウェアが実行ファイル (EXE) であった割合
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詳しくは引用先を
http://news.mynavi.jp/news/2015/03/20/165/