実際に企業の人事担当者と直接会ってコミュニケーションをとる面接は
採用希望者にとって緊張したり、ストレスがかかったりするものですが
イギリスの科学雑誌のNew Scientistによると、面接で能力を測るのではなく
なんとゲームをプレイさせて採用者を決める動きが出てきており、未来の面接体系をガラッと変える可能性があります。
Video games beat interviews to recruit the very best - tech - 19 March 2015 - New Scientist
http://www.newscientist.com/article/mg22530132.400-video-games-beat-interviews-to-recruit-the-very-best.html
Kalzumeus Softwareというアメリカのソフトウェア企業が
2015年3月9日にStarfighterという会社を立ち上げました。
Starfighterはゲーム開発会社なのですが、一般的なゲーム会社と異なるのは
開発するゲームが採用向けというところです。
Starfighterがすでに開発した「Microcorruption」というゲームは
採用希望者がプレイして高得点をあげると企業に通知がいき
通知受けた企業が採用するかどうかを決めるという仕組みになっています。
気になるゲームの内容について、StarfighterのCEOであるPatrick McKenzie氏は
「例えば、プレイヤーがスパイになり、技術を駆使して敵の機密情報を手に入れるというモードがあります。
詳細は明かせませんが、クリアするには現実世界で言うところのハッキングのような能力が必要です」と語っています。
ただし、Microcorruptionはプログラマー採用向けに作られているので
プログラミング以外の能力を測ることはできません。
Microcorruptionのリリース予定日は不明ですが、価格は無料。
高いプログラミングスキルが要求される高難易度のゲームに仕上がっているとのことで
ランキングのトップ5に入れば、著名なIT企業から採用の通知がくる可能性もあるそうです。
ゲームをプレイするだけで採用が決まるのであれば、企業としてはコスト削減につながり
採用希望者としてはゲームをプレイするだけで職に就ける可能性があります。
画像等
http://i.imgur.com/vll1c5T.jpg
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://gigazine.net/news/20150320-interview-play-game/