いまが旬のいちご。好きな果物ランキングで常に1位を取る程、人気の果物で安定した需要がある。
2015年の今年は「100年に一度」の“いちごイヤー”とも言われている。
そんないちごだが、生産者にしてみると、「あまおう」「さがほのか」「紅ほっぺ」「とちおとめ」など
多彩なブランドがひしめき合い、熾烈な競争の中で生き残っていくのは とても厳しい。
そんな中、全国ナンバーワンの生産量を誇る栃木県が開発した
「スカイベリー」は今、話題のいちごブランドとして注目を浴びている。
3月21日(土)夜7時からTBSテレビで放送する「ジョブチューン・アノ職業のヒミツぶっちゃけます!」
に出演する梁島源智(やなしま もとのり)さんは、いちご一筋30年以上のベテランいちご農家。
「スカイベリー」の生産者として全国各地に美味しいいちごを届けている。
そんな梁島さんが語った、いちごの様々な裏側をお伝えしよう。
開発期間は、なんと17年
全国ナンバーワンのいちご名産地として知られる栃木県。
実は46年連続で、いちごの収穫量トップを独占してきた歴史を持つことはあまり知られていない。
“栃木のいちご”といえば、連想されるのが「とちおとめ」。
現在も高い人気の「とちおとめ」だが、2011年に品種登録期間の15年を過ぎた為
栃木県外でも生産することができるようになった。
現在でも、販売シェアの大きな割合を占める「とちおとめ」というブランドがあるにも関わらず
いちご王国と呼ばれる栃木県が新ブランドを開発した裏には
揺るがない地位を守るための王者のプライドがあった。