・西洋では健康を損なう要素
北山教授いわく、「怒りが病気をもたらすという決まり文句は
西洋文化のなかでだけしか正しくないのかもしれない。
西洋においては、怒りの感情は、フラストレーションや貧困、社会的地位の低さなどの指標として機能する。
いずれも健康を損なう可能性を持つ要素だ」とのこと。
・日本は健康を損なう方向に行かない!?
その一方で、東洋では、怒りの感情は権力や地位の高さの表現として使われるケースが多いので
健康を損なう方向に行かないんだそうな。「俺を誰だと思ってるんだ!」みたいな怒りのことですかねぇ。
うーん、おもしろい。
・文化によって「怒り」の機能が違う
もちろん、これは「日本人は怒ったほうが健康になれる!」ってな意味ではなく
「もともと健康を崩しやすい環境にいるアメリカ人ほど怒りを表現しがち」って側面が大きいのかと思います。
あくまで文化によって「怒り」の機能が違うって話ですね。
・怒りと健康のつながり
さらに教授いわく「この研究のポイントは、怒りの表現が
さまざまな要素によって左右される複雑な現象だということ。
その多くは文化の差によるものだ。怒りと健康のつながりを完全に理解するためには
こういった文化の違いを考慮にいれなければならない」とのこと。
いずれにせよ、ストレスが体内の炎症を起こすことは間違いないので
できるだけ怒らずに生きていきたいもんではありますが。
以下ソース
http://buzz-plus.com/article/2015/03/19/gekioko/