脱法ハーブ
まずは、最も物議を醸している脱法ハーブについて説明しましょう。
ちなみに、現在は「危険ドラッグ」という曖昧模糊な名前になっていますが
かえって実態が不明瞭になってしまうので、この記事では脱法ハーブという名称を使用します。
まず脱法ハーブとは、ある特殊な植物片をタバコ紙のような紙に巻き
タバコのように煙を吸引するもので、大麻に似た効果
ものによっては大麻以上の精神作用があります。
サイケデリックなパッケージの袋に入っているものが多いようです。
具体的な症状はまちまちで、気持ちが落ち着いたり
食欲が増して食べ物がおいしく感じられたり、感情があふれ出たり、幻覚を見るものもあります。
脱法ハーブが出回り始めた当初は
大麻に匹敵するような精神作用を持つ植物が含まれているとみられていましたが
実は植物片はトケイソウやドワーフスカルキャップ、ライオンテールといった
特に強い害がない葉で、これらに合成大麻類似成分が混ぜられているのです。
合成大麻類似成分とは、がんなどのひどい痛みを伴う病のために
モルヒネ以外の鎮痛剤を開発しようとして生み出された薬物です。
現在確認されているだけで800種類を優に超えており
これらへ個別に法の網をかけるのはとても困難な状況です。
合成大麻類似成分は大きく「CPシリーズ」と「JWHシリーズ」に分けられます。
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://biz-journal.jp/2015/03/post_9280.html