一部の報道とは違ってInternet Explorerは死ぬわけではない。
しかし、いわば、シュレディンガーのブラウザとなり、半分生きて半分死んだ状態になる。
意味がわからない? テクノロジーの奇妙な世界にようこそ!つまりこういうわけだ。
MicrosoftはコードネームSpartanという新しいブラウザを開発中で
これは現在プレビュー版が公開されている次世代OS
Windows 10の一部として提供される予定だ。
同時にMicrosoftはWindows 10で
Internet Explorerのサポートを続けることを約束している。
1月のブログ記事にはこう書かれている。
一部のエンタープライズはレガシー・テクノロジーを用い
Internet Explorerのみをサポートするウェブサイトを運営している。
カスタマイズされたActiveXコントロールやBHO(Browser Helper Objects)を
用いたサイトはIE以外で動作しない。
こうしたユーザーはWindows 10でもInternet Explorerを利用できる。
Windows 10のIEはSpartanと同じデュアル・レンダリング・エンジンを用いており
デベロッパーは最新のウェブ標準を利用して開発が行える。