▼先日、大分中央署のベテラン署員の携帯電話に見慣れない市外局番から電話がかかってきた。
「まとまった研究費が掛かるのでお金を貸してほしい」。遠方の大学で研究者を志す長男からだった。愛する長男の日々の努力を理解している署員は援助を決意。
しかし一抹の不安が頭をよぎった。「もしや振り込め詐欺では」。
疑いを持った署員は長男にしか分からない思い出話を展開。長男は戸惑いながらも、きちんと問い掛けに答えた。一度は長男を疑ってしまった署員だったが「だって警察官がだまされたら格好悪いやろ」。
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