労働者、学生、市民諸君、就活が始まっているぞ。
就活時期繰り下げとか言っているが、つい先日も学生から
「外資系企業から内定が出たのですが
待ってもらうにはどうすればいいですか?」という相談が来たぞ。
「エントリーシートを見てください」「面接のアドバイスをください」なんてメールもよく来る。
すでにさまざまなメディアで報道されているとおり
ルールは着々と破られている。まあ、予想どおりだけどな。
ここで、就活生を励ますために、ただでさえ声が大きい筆者が、さらに声を大にしてこう叫びたい。
君たちより採用担当者のほうが、不安なのだ。
なんせ就活時期繰り下げというスケジュール変更の不透明感
さらには求人倍率の回復による売り手市場化の中での採用活動である。
前述したとおり、他社よりもフライングして囲い込む動きがあるが
これは「囲い込もう」としているだけであって「囲い込める」保証はない。
妙な表現ではあるが、ルールを順守すると見られている
総合商社、経団連の幹事クラスがいる優良大手企業にあとでひっくり返されるリスクがあるわけだ。
「早期に接触して囲い込むためにカネも時間も人も投入したのに
採れないとは何たることだ」と経営陣から責任を追求されたときのことを考え
採用担当者は戦々恐々としている。
もしルールを破った場合や、厳しい拘束をした場合も
ネットで情報が流出し、叩かれるリスクがある。
スケジュール変更などがない年でも、採用とは過酷な業務なのだ。
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://toyokeizai.net/articles/-/63184