「患者差別になる」と関係学会が反論
それに対して精神科医ら1万6000人でつくる日本精神神経学会は2月3日
「認知症と危険運転との因果関係はまだ分かっていない」
とする意見書を警察庁に提出した。高齢者の交通事故増加はあくまで
社会全体の高齢者の割合が増加しているためだという。
意見書では「特定の病名を挙げて免許を制限することは、患者への差別」と主張。
認知症診断の判断材料となる短期記憶障害も、運転に与える影響は少ないと指摘する。
さらに医師は「疑い」も含めて病気と診断する傾向があるため
運転に支障がない人の運転の権利までが剥奪されることを危惧しているのだ。
学会の法委員会担当理事で精神科医の三野進さんは
「そもそも年をとれば視力や聴力も落ち、運転は危なくなりがち。
総合的な危険性を判断する対策が必要で、認知症だけを排除しても意味がない」と言う。
学会は行うべき政策がまだ多く残っているとし、改正試案の見送りを求める方針だ。
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以下ソース
http://healthpress.jp/2015/03/post-1643.html