1995年といえば、マイクロソフト「ウィンドウズ95」の発売や
「インターネットエクスプローラー」の登場に代表されるように
インターネットの普及に弾みがついた節目だった。
あれからちょうど20年。ネットはすっかり日本社会に溶け込んだ。
近年はスマートフォンの普及に伴い
「誰でもいつでもどこでも」ネットにつながる環境が急速に整った。
この間、さまざまなビジネスが勃興・成長する一方で、翻弄されてきたプレーヤーは少なくない。
そのひとつが、新聞社や雑誌出版社など
文字や写真を主体とするコンテンツを紙に載せて売ってきたメディアだ。
「ネットは無料が当たり前」という認識が広がる中で
無料記事の閲覧に伴うページビュー(PV)獲得による
ネット広告収入をよりどころにしてきたものの、それだけでは紙の落ち込みを十分に補えない。
コンテンツの有料販売により新たな収益源を確保していけるかが、課題としてのしかかっている。
そんな状況を尻目に、ネット上で
文字や写真を主体としたコンテンツの有料化に成功を収めている企業がある。
日本最大の料理レシピサイトを運営するクックパッドだ。
創業はあの楽天と同じ1997年。日本のネット業界では古参の存在でもある。
「時間を買う」感覚の有料サービス
クックパッドはユーザーが投稿した料理レシピが集まるサイトで
パソコン(PC)やスマホ、ガラケー(フィーチャーフォン)などから
合わせて月間約5000万人(のべ)が訪れる。
20~40代女性の多くが使っているとされる、人気のネットサービスである。
投稿された料理レシピの数は、直近で約200万品にも及んでいる。
クックパッド
http://cookpad.com
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://toyokeizai.net/articles/-/63179