──これまで3年連続で増収増益だが、2015年3月期の業績見通しは。
【木股】国内は建設機械やエンジンは好調だが
農業機械が昨年4月以降の消費増税の反動と米価の低迷
それに農業市場の構造的な変化がじわじわと影響し、売り上げを落として利益の部分でしんどい。
ただ、米国の景気が上昇してきた結果、農業機械をはじめとする機械部門の業績が伸びている。
10月に千数百社が集まり米国でディーラーミーティングを開いたが
非常にたくさんの注文をいただき、かなりの部分は米国で挽回してくれると期待している。
──国内の農業は、担い手の高齢化や農家の集約化などが課題になっている。
その点で、昨年発売した「クボタスマートアグリシステム」は、その解決策の一つになるか。
【木股】このシステムを簡単に説明すると
今まで農家の方々が腕と勘でやられていた田植えの方法や肥料のまき方などを履歴として残しておく。
その履歴を自動で次の農作業に反映して、収量を増やしたり
コストダウンを図ったり、そういうプラス面の効果がある。
いわゆるロボット化をもっと進めて、日本の農産物が少しでも競争力を持って自給率が向上するよう
もっと言えば輸出できるようなものになればと思って開発したシステムだ。
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://president.jp/articles/-/14728