代替可能性のあるエネルギー源と未来のテクノロジーを証明
この画期的な1人乗り飛行機は、『ボーイング747』よりも大きな72メートルにおよぶ
翼に搭載された17,000枚の太陽電池が、電動モーターに電力を供給し続ける仕組み。
日中に633キロのリチウムバッテリーを充電するため
夜間も含め全行程を太陽光エネルギーだけで飛行することができる。
最大高度では、時速140キロまでのスピードが出せるようだ。
パイロットを務めるBertrand Piccard氏とAndre Borschberg氏。
1人乗りのため交互に搭乗し、世界一周へと『ソーラー・インパルス2』を進めていくことになる。
彼らを中心に有能なエンジニアや協力的なスポンサーが集まり、2003年から進められているこの計画だが
2人には「航空機産業に革命を起こす」といった意図はまったくなかったという。
そうではなく、彼らが目指したのは、代替可能性のあるエネルギー源と
不可能を実現する未来のテクノロジーを証明することだったのだ。
このプロジェクトでは、フライトの離着陸の模様を中心に生中継。
計画通りアブダビに戻ってこられるかは予断を許さないが
この野心的な試みの先には将来の飛行機の概念を一変させ
利用するエネルギーの見直しを促すほどのポテンシャルがあることは間違いないだろう。
画像等
http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/03/SolarImpulse-690x385.jpg
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http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/03/solarimpulse1.jpg
以下ソース
http://nge.jp/2015/03/12/post-98152