ティム・クックCEOが「4月には出荷される」と公言していたため
今回のアップルの発表は、Apple Watchが軸になる、と皆が思っていた。
確かにそれは外れてはおらず、主なアピール点のひとつではあったが
それだけが注目点だったわけではない。
むしろ、トータルでのアピール力で言えば、新しいMacBookが目を惹いた。
それはもちろん、まったく新しいハードウエアである……という事情が大きいのだが
アップルの考える「マック」というパソコンの将来
そして、今後くる各種デバイスの姿を予見させる部分もある。
「USB-C」と「ワイヤレス」の未来を強引に引き寄せる
新MacBookは薄型・軽量だ。
仕上げの美しさには定評のあるアップル製品だけに、今回の製品も美しい。
最厚部でも1.31cm、重量920gというのは、マックとしては最軽量だ。
日本にはもっと軽い製品もある、という指摘もできるのだが
デザインも含めた「商品としての吸引力」まで考えると、さすがの製品と言っていい。
一方で、恐ろしくスッパリと、新しい方向に舵を切った部分も2つある。
そこが、良くも悪くもアップルらしい。
ひとつめは、拡張および充電用のコネクタとして
「USB-C」ひとつだけを搭載した、という点だ。
USB-Cとは、「USB Type-C」として今後普及が見込まれるもの。
業界標準ではあるが、まだ普及しておらず、アップル自身も初めて採用したものだ。
以下、少々わかりにくくなるため、名称はアップルに合わせ「USB-C」とする。
従来のUSBと違って小型かつ表裏の区別がない。
アップルがiOS機器で使っている「Lightning」に似た特質を持つが、形状での互換性はもちろんない。
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://toyokeizai.net/articles/-/62833