職場でリーダー的立場になっても、なかなか後輩がついてこないと悩む人は少なくないものです。
どうすれば、チームをうまく率いる人になれるのか。
カルト的人気となったテレビ番組「サラリーマンNEO」や
最近では志村けんさん出演の「となりのシムラ」といった人気番組の監督を務める吉田照幸氏は
それにはちょっとしたコツがあるといいます。
2月に『「おもしろい人」の会話の公式』(SBクリエイティブ)という本も出した吉田氏が、人望がないと歎く人が陥りがちな落とし穴について語ります。
※前回記事「職場で愛される人」は会話にコツがある!」はこちら
いくら能力があっても、ひとりの人間には限界があります。
よほどのカリスマ性がないかぎり(僕にはない)、人は無条件にはついてきません。
僕がやっている監督という仕事は、人の力をどれだけ引き出すかにかかっています。
では、どうやってその能力を引き出すのか?そのコツのひとつは、「ウケる」です。
むやみに怒鳴りまくっていた、過去の僕
僕は「サラリーマンNEO」という番組の監督を務め、おかげさまでそこそこ人気番組になったのですが
その番組を始めた32歳の僕は、強烈なプレッシャーに駆られていました。
同期は局の顔的な番組であるNHKスペシャルなどを担当しているし
片や「サラリーマンNEO」は「これがNHKの番組?」と非難されること必至の番組です。
だから、とにかく自分がリーダーシップをもって、現場を引っ張りまくることが必要だと
会議では自分の意見を押し通し、現場ではカメラマンを怒鳴りまくっていました。
殺伐とした雰囲気ですから、隣で照明マンは、僕のカット割りを見て
「こんなのカット割りじゃねえ」と投げ捨てたり
コントの収録中に「吉田、これのどこがおもしれえんだよ!」と怒鳴ったりという現場でした
(誤解のないように書いておくと、この照明マンには、ドラマの基礎をたたき込んでもらって感謝しています)。
完成品はおもしろく、番組はカルト的な人気を得ました。
実際、現場の楽しさがイコール作品のおもしろさにはなるとはかぎりません。
とはいえ、やっぱり現場は楽しいほうがいいにきまっていますし
そもそも殺伐としていては、番組自体、長続きしません。
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://toyokeizai.net/articles/-/62331