【ロンドンAFP=時事】英国の少女3人が過激派組織「イスラム国」に加わるため
シリアへ渡航したとみられる問題で、少女らの家族が6日、英テレビで警察批判を繰り広げた。
少女らが過激思想に傾倒する危険があると警察は認識していたのに、家族に伝わらず
「知っていれば娘の渡航は止められた」と主張している。
少女らが通う学校では、別の女子生徒がシリアに渡航しており
この生徒と親しかった3人は昨年12月と今年2月、警察の対テロ部門から事情を聴かれた。
警察は2月の聴取後、さらに話を聴くため
保護者に許可を求める手紙を少女らに託したが、3人は保護者に渡さなかった。
3人の家族は、警察から手紙を直接受け取っていれば、少女らが危険な状態だと気付いたかもしれないと主張。
父親の1人は「(危険に気付いていれば)話し合って、娘からパスポートを取り上げていた。
そうすれば、こんなことにならなかった」と訴えた。
これに対しロンドン警視庁は7日、手紙を保護者に直接渡すべきだったと認めながらも
「あの時点で3人が(女子生徒を追って)シリア渡航を計画していたと示すものはなかった」と釈明した。
(2015/03/08-06:25)
以下ソース
http://www.jiji.com/jc/isk?g=isk&k=2015030800019