なぜなら韓国の経済は典型的な貿易依存型で、韓国経済の発展は対外輸出にかかっているからだ。
韓国の輸出が増えるにつれて、日本製の部品と機械設備のシェアも増加する。
韓国が現在、輸出しているのはすべて中級以上の工業製品ばかりだが
採用している日本の材料や設備は非常に値の張る高級品だ。
一方で韓国の対日輸出が増加する見込みはない。
こうして、韓国の対日貿易赤字は膨らみ続けるのである。
近年、中韓貿易が盛んになったことで、いつか中韓貿易が
日中貿易や日韓貿易に取って代わる日が来るという論調があるが、まったくのでたらめである。
これは数字上の問題ではなく、内容の問題なのだ。
中国は韓国から一般的な材料や部品しか輸入することはできない。
韓国にはハイグレードな材料や最先端の部品を生産する能力はなく、それらは主に日本からの輸入に頼っている。
中韓貿易は日本との貿易の代わりにならないばかりか、日韓貿易と日中貿易こそが中韓貿易の基礎となっているのだ。
中国と韓国の製造業の基本モデルは
日本の生産設備と日本のハイグレードな材料を加工し、日本の部品を組み合わせることで成り立っている。
日本から離れれば、立ち行かなくなるのである。(翻訳・編集/北田)
以下ソース
http://www.recordchina.co.jp/a100222.html