2015年1月5日、中国メディア・九個頭條は、中国と韓国の製造業は日本から離れることができないと伝えている。
昨年、韓国でも日本製品ボイコット運動が行われた。
始めは勢いがあったものの、最後には対象がビールなどの小さいものになり、結局、数日で消滅した。
日本製品ボイコットはなぜ成功しないのか。
韓国人は日本製品を買わないとよく言われるが、実は非常に多くの日本製品を購入している。
2013年の韓国の対日輸入額は600億ドルに上り
そのうちの多くがスマートフォンや自動車の製造に欠かせない金属や機械設備である。
つまり、韓国の製造業は日本に依存しているのだ。
韓国の対日輸出も苦境に立たされている。
韓国が生産するハイグレードな製品は日本市場における
製品イメージ、品質、ブランド効果などで日本製品と競争することができない。
一方、安価な製品は中国や東南アジアとの価格競争に勝てない。
韓国が日本へ輸出できる製品の範囲は、非常に限られているのが現状だ。
これは構造的な問題だ。韓国にはこの赤字を解消する術はなく
しかも韓国経済が好転すればするほど増えていくのである。