シリカで包んで劣化を防ぐ
2年前、研究者たちはDNAに情報を保存し、それをまた読み取る技術を発表した。
しかし、そのとき書き込みと読み取りのあいだの時間は長くはなかったが、それでもエラーが出てしまったという。
DNAは長い時間がたつと環境による化学的な影響によって変質してしまう。
しかし、何百年、何千年前のDNAの遺伝子情報が読み取れることもある。
骨の化石などの中に包まれて守られてきたようなケースだ。
そこで同研究チームは骨の化石の代わりにシリカで保護するようにしたわけだ。
研究者たちは、1921年の『スイス連邦憲章』と、アルキメデスの『方法論』を収めたDNAを
直径約150ナノメートルのシリカの球体で覆った。
そして、自然界においては数百年に相当するDNAの劣化を再現するために60〜70度の環境下に約1ヵ月おいた。
その後、フッ素を使ってDNAをシリカから簡単に分離させることができ、記録した情報をふたたび読むことができたという。
画像等
http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/02/DNA_Strage-690x345.jpg
http://nge.jp/wp-content/uploads/2015/02/shutterstock_150725585-690x431.jpg
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://nge.jp/2015/02/24/post-96742