調査会社Gartnerが2014年のスマートフォン市場調査結果を公開しました。
そこでは、2014年にAppleがSamsungからスマートフォン販売台数No.1の座を奪回していたことが明らかになっています。
Gartner Says Smartphone Sales Surpassed One Billion Units in 2014
http://www.gartner.com/newsroom/id/2996817
これは2014年・2013年のスマートフォン販売台数・マーケットシェアの統計。
2014年通年での販売台数No.1はSamsungで2位がApple。
しかし、2013年から2014年にかけてSamsungがマーケットシェアを6%以上失っており
Appleとの差が大幅に縮まっていることが分かります。
http://i.gzn.jp/img/2015/03/04/apple-sales-beat-samsung/a02_m.png
これは2014年第4四半期のメーカー別スマートフォン販売台数を示したもの。
2014年第4四半期に、ついにAppleがSamsungを捉えてスマートフォン販売台数トップに躍り出ています。
なお、Appleによる王座奪取は2011年以降では初とのこと。
Appleの大躍進の原因がiPhone 6/6 Plusの大成功にあり、Samsungの凋落がGalaxyシリーズの不振にあることは明らかです。
http://i.gzn.jp/img/2015/03/04/apple-sales-beat-samsung/a01_m.png
なおOS別のシェアはこんな感じ。80.7%とダントツなのがAndroidで2位がiOS。
2013年から2014年にかけてシェアを拡大したのはAndroidのみ。
これは、新興国などの低価格スマートフォン市場を確実に獲得していることが要因とみられています。
http://i.gzn.jp/img/2015/03/04/apple-sales-beat-samsung/a03_m.png
Gartnerによると、2014年第4四半期の売上高はAppleが約49%の大幅上昇に対して
Samsungは約12%の減少と対照的な結果になったとのこと。
高価格帯のプレミアム市場でAppleに完敗したSamsungは
現在、低価格市場でもXiaomi(シャオミ)やファーウェイなどの中国メーカーの猛追を受けており
2015年も厳しい戦いを強いられそうです。
以下ソース
http://gigazine.net/news/20150304-apple-sales-beat-samsung/