スマートフォンやタブレット用SoCの代表的メーカーであるクアルコムが
MWC 2015に合わせた記者発表で、同社の次世代ハイエンドSoCであるSnapdragon 820をプレビューしました。
サンプル出荷は2015年後半予定とされています。
......となればいつもであれば、機能的な改良点や特徴が続くところですが
今回同社が主な特徴として打ち出したのは、処理速度や省電力性能ではありません。
いわゆるリアルタイム・コグニティブ・コンピューティング(Realtime Cognitive Computing)
いわば「即時に学習して認知するコンピューター機器」の第一歩となる点。
タイトル画像はその「活躍想像図」です。
こうした目標を実現するためのプラットフォームが
Snapdragon 820搭載機で導入されるであろうZeroth(ゼロス:開発コード名)です。
Zerothはクアルコムが初めて手がけるリアルタイム・コグニティブ・コンピューティングのプラットフォームとして
2013年11月にプレビューされており、その第一弾となるのがSnapdragon 820搭載機(のおそらく一部)というわけです。
イメージとしては、各種センサーからの情報やいわゆる機械学習(machine learning)などを使い
ユーザーの行動パターンを学習、次に起こる行動を予測しつつ動作するプラットフォーム、といったところ。
Say hello to our #Snapdragon 820 processor. Real-time cognitive computing is here.
http://t.co/OjhviaSb2X pic.twitter.com/r275izT5Bm
- Qualcomm (@Qualcomm) 2015, 3月 2
クアルコム公式Twitterでも「Real-time cognitive computing is here.」と、この点のみを強調したアピールとなっています。
画像等
http://i.imgur.com/52ACwcq.jpg
http://i.imgur.com/BO2bp5L.jpg
http://i.imgur.com/fWEesLa.jpg
動画
https://www.youtube.com/watch?v=LF8ecUmo8hI
(全文はリンク先で)
以下ソース
http://japanese.engadget.com/2015/03/02/snapdragon-820-zeroth/