その明かりは、10円でろうそくを手にするか、50円で懐中電灯を借りるかの二者択一。
ここでケチってろうそくを手にするとのちのち後悔することになります。
なぜなら狭い入り口から吹き込む風でろうそくの日は瞬く間に吹き消されますので(笑)。
しかも、途中、膝を折り曲げて地面を這うほどの低い天井にも臨みますので
ろうそくを片手に無理な格好を強いられるなどは、まこと困難の極み。
ですので、ここは無難に懐中電灯と言いたいところですが、実際はそれでも補えないほどの漆黒の暗闇ですので
ここを熟知されている方は、照度の高いヘッドライトをあらかじめ持参して臨んでおります。
まぁ、それぐらい困難を伴った方が、生まれてくる苦労も知れて良いのかもしれませんが
そもそも、こちらは空海が弘仁年間(810年〜824年)に開いた神仏並祀の社と呼ばれているようで
その歴史は古く、修験者たちの修行の場でもあったとも言いますから何となく理解できるというもの。
私が行った時は前で子どもが泣き叫んでおりましたが、洞窟から出てくる際には
その明かりのありがたさと共に生まれた喜びを再び実感できるのかもしれません。
洞窟内には本殿のほかにも安産石などもございますので
子授かりや安産祈願に臨みたい方などがいらっしゃいましたら、是非一度参拝されてみてはいかがでしょうか。
もちろん、カップルで行っても、暗闇体験は両者の結びつきを高める最高の演出になることも間違いなしです。
御胎内清宏園
http://www.otainai-onsen.gr.jp/seikouen.htm
以下ソース
http://dmm-news.com/article/922751/