今日、僕はたかしくんと公園であそびました。
夢中であそんでいると、がっこうのチャイムの音がきこえてきました。
「あ、じゅぎょうが始まっちゃう」
ぼくは笑いました。たかしくんが冗談を言っているのが分かったからです。
なぜなら、ぼくらはもうがっこうのチャイムなんて気にする必要はないのですから。
またしばらく遊んでいると、五時のチャイムがなりました。
「あ、終業時間だ」
ぼくは笑いました。たかしくんが冗談を言っているのが分かったからです。
「じゃあ帰ろうか」
「いや、今日は『残業』の日だから」
「ああ、そうだっけ」
そうしてぼくらは二時間ほどブランコをこいだ後、
さよならを言って家に帰りました。
その日の夜ごはんは嫁の作ったハンバーグでした。とってもおいしかったです。