自分は勉強もできないかと言って明るいヤンキーやDQNにもなれない尚且つオタクにもなれないというどのカテゴリーにも属さないような人種だった
自ら人を遠ざけ死ねクソ共と心の中で唱え続けていた
よくいる陰キャという存在だった
大人になってかなり矯正されたと思っているがADHDといった類のガイジ気質が薄く入ってたのだろうなと自己分析している
丁度これ位の時期
皆は受験勉強や卒業の近さやバレンタインの高揚で独特の空気だった
そんな中大雪が降り目立つ女子グループが主導で思い出だかなんだかで雪だるまを作ろうのような流れになっていた
結構な数の男子女子が一緒に大きな雪だるまを何個か作っていた
遠目から見ていた僕は ほう・・・これが青春というやつなのだろうな と妙に感心していたように思う
そして僕は何を思ったか冬の寒い夜中にバット持参で忍びこみ片っ端から破壊していったのだった
まさにヒャッハー!みたいな心境だったと思う
次の日さぞかし皆悲しんでいるだろうとワクワクして楽しみにしていると
朝から急激に気温が高くなり登校する頃には破壊した痕跡がわからないくらいにマイルドに溶け皆は溶けちゃったねーと話していて終わった 異常です