大トロ: 寿司ネタの中でもっとも高価なネタといえば大トロ、ですが、実はその価値が見出されたのは最近だそうです。
松茸: 秋の味覚の王様、松茸。国産のものなら数万円することも当たり前にある松茸ですが、実は椎茸よりも安かった時代があったそうです。
1911年の三重県の取扱額を見ると、椎茸1円30銭に対して松茸はわずか15銭、約10分の1の価値しか見出されていなかったようです。
背景としては、まだ椎茸の栽培技術が未熟だったこともありますが、それ以上に当時は松茸が非常によく取れたことがあったようです。
松茸の採集量が減った理由としては山林の手入れが行われなくなったこと、松くい虫の発生などがあるそうですが、なんとも残念なことです。