(咲江さん=仮名・26歳・OL)
いきつけのバーに行ったら、竹野内豊似の素敵なオジサマが隣りに座りました。強いカクテルをグイグイ飲みながら、「近頃の女は下手すぎる」って私に絡んできたんです。
「何が下手なんですか?」
「フェラだよ。歯が当たって萎えてしまうんだ。20代女性の9割が、イカせるレベルに達していない」
こんな話を聞いて、正直言って腹が立ちました。というのも、私はお口でイカせることには、かなりの自信があったからです。
この日は仕事で嫌な思いをしてイライラしていたから、大好きなスクリュードライバーを普段の倍も飲んでいました。
酒の勢いもあって彼の発言が許せなくなり、「私も下手に見えますか?」と質問していたのです。
「ああ、まったくの初心者で、フェラのフェの字も知らないお嬢様に見えるよ」
この一言で私の闘争本能に火がつきました。
「じゃあ、勝負しましょう。もし射精せずに萎えたら、5000円払います。でも、私が勝ったら同額くださるかしら?」
「いいよ。ピンサロだってそのくらいかかるし」
私たちは店を出て、空き部屋になっている上の階に移動します。そこへ通じる階段の踊り場は人が来ないから、安心してフェラすることができます。
まずはズボンとパンツを下げてもらい、バッグの中に常備していた濡れティッシュでペニスをきれいに拭きました。私はチュパッと音を立てて顔を上下にスライドさせながら夢中でしゃぶります。
最初はお金がチラつきましたが、途中から無の境地になり、座禅を組んでいる時みたいな穏やかな心で男根を刺激したのです。
オジサマの快感と幸福を願う気持ちになったその時でした。「ううっ、負けました。もう出るよ」と裏声で快感を表現し、すぐに温かい液体が勢いよく噴射されたのです。
「いっぱい出ましたね」
わざと口からティッシュに滴るところを見せ、口内に絡みつく残りの液体をゴクンと飲み込みました。
「こんなに気持ちいいなら5000円は惜しくない。下手だと決めつけてゴメン。人は見かけによらないな」
オジサマは笑顔で何度も頭を下げながら帰りました。
こんなに褒められるなら、OL辞めてプロになろうかな。
(書き手・
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