ロリック「古代語混じりの文章が踊る紙片、読めませんね
……もとより文盲なので、それを言われるとアレですが」
ラルゴン「こういう時のため、先達パーティから提供されていた調査アイテムを使うとしよう
『アラジンの指輪』は召喚枠を使っておらん、儂が使うのが良かろうな」
テーレス「文章が分かったは良いけど、今度は意味がわかんねぇなー」
ディトン「超古代生物を遺産の守護に使うという辺り、厄介事の匂いだけはするがな……」
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ディトン「さて、いよいよ一番怪しい『中指』に突入だが……鑑定スキルの回数が切れた」
ジェイエル「互換スキルだから、少々技能レベルが高いせいで、まだそう何度も使えないのに
気軽にポンポン使っていたから、絶対こうなると思っていたぞ」
テーレス「いやー、でも『盗賊の目』だってレベル1じゃ5回までしか使えないんだし
この洞窟を全部鑑定はしきれないで良いんじゃね?」
イナール「どっちにしろ、鑑定アイテムを無駄に使うのは勿体ないから
どうでも良さそうな所はスルーで行くからね」
https://i.imgur.com/h4c8yNY.png
ジェイエル「それで、ここがシャベルの使い所か。そして俺がこういう腕力担当と
仕方ねぇな……お前らは辺りを警戒してろ、不意を突かれるのは詰まらん」
ロリック「ビッグフット(?)はゴブリンが眷属と言っていた割には、そのゴブリンが無残なことに
なっていますね。失敗作だったのか、それともビッグフットではないのか」
ディトン「どちらでも仕事は変わらん、そして面倒な取り巻きが始末済みで
話も単純になった。あとは問題の大物をどう始末するかだ」
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