隣の席に座ったサラリーマンのおっさん(40代くらい)がセットのメニューを注文したんだが、その時「スープはいらないからその分値引きしてくれ」って交渉してた
それだけなら別にいいが、そのおっさんは勝手にエスカレートしだして単品とセットの価格を比べ始めて「計算が合わない」とか言って自分がどういう計算をしたのかを店員(たぶんバイト)に披露しだした
ただでさえ混乱してた店員はますます混乱して「はい、はい」としか答えなくなって、結局注文はスープ抜きになった
注文を終えて一息ついたおっさんだったが、やがてカバンから本を取り出した
その本のタイトルが、間違った勉強法なんたらかんたらいう見るからに粗探ししてそうな本で、それを横で見て「こいつめんどくさそうだなぁ」って思った俺が読んでた本は「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」っていうラノベだったわけだ