このことによって、少なくとも後ろの人の顔に屁を吹きかけるということは避けられる。また、屁の方がエスカレーターよりも速い以上、エスカレーターの速度で動く後ろの人が屁に追いつくこともない。
「この方法では前の人に屁がかかるではないか」という指摘もあるだろうが、それでも他者の顔に屁を吹きかけるという行為よりは被害が抑えられる。それに、「知らぬが仏」ということわざもある。たとえ前の人に屁を吹きかけることになろうとも、吹きかけられた本人がそれに気づかなければ罪とはならない。
したがって、昇りエスカレーターに乗っているからと言って必ずしも屁を我慢する必要はないのである。上記に示した放屁方法はかなりのレベルにおいて実用的であり、その使用を強く推奨するものである。「エスカレーターに乗ってたら前の人に屁をかけられた」などという悲惨な事件は、この方法によって激減するであろう。
以上が、昇りエスカレーターで放屁をすることの是非についての我々の見解である。