エリーゼ「しょせんは田舎の民家の家の鍵だし、自慢にもならないけど」
フレデリック「とは言え、蹴破るわけにも行かないだろう。さて問題はここからだ
本当にゴブリンとやらは居るのか……」
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ダッカード「居たよ」
ベルモット「居るのかよ……」
アリシアン「だけど、どうも反応が鈍いわね。逃げようともしない」
エリーゼ「『識別の鋭眼』じゃ、詳しいことは分からないか
これは通常の鑑定だと難しそうね」
https://i.imgur.com/FB3fGyC.png
クリスタル「ならば任せい、『魔法の瞳』……はレベル1に調整して外れとるから
リプレイ再開の時に手に入れたっきりじゃった『焦点具』で魔力感知じゃ」
フレデリック「ゴブリンから魔力が? これは、何かありそうだな」
https://i.imgur.com/wTQnV69.png
アリシアン「となればここで、自由都市グラードで購入した『破魔の呪符』の出番!」
エリーゼ「レベル3以降で入ったなら『破魔の指先』があるのに……」
クリスタル「とはいえ『対象レベル1』のシナリオじゃからのぅ、それを考えると
本来はどうすることもできないのが、作者の想定した展開かも知れん」
ベルモット「お前ら、ちょっとは魔法を解除されたゴブリンのことも気にしろよ」
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アリシアン「理由が分からない、というのは困ったものね……何か想像はつく?」
クリスタル「さすがに何の情報もなしでは、如何に儂といえど、あやふやな憶測しか口にできん
魔法の仕業なのは確実、姿を強制的に変えたことから性質は『呪い』に近い
とはいえ市販の呪符でも解除できる程度の、弱い呪いじゃな」
ダッカード「古代魔法王国の云々みたいな、とんでもないモノが原因ではなさそう、ってくらいかー」
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