八月二十三日
特急を乗り継いで最後はローカル線、鄙びた駅を出るとどーんと城が聳えていた。
朝八時に出発してここまで六時間もかかった。
鉄筋コンクリートの城の中は博物館でこの城を建てた武将とか地元郷土の歴史を綴ったパネルや
刀剣甲冑その他諸々の古道具が展示されている。
さすがにパネルは読む気にならないが刀はちょっと男心をくすぐられた。
八月二十三日
特急を乗り継いで最後はローカル線、鄙びた駅を出るとどーんと城が聳えていた。
朝八時に出発してここまで六時間もかかった。
鉄筋コンクリートの城の中は博物館でこの城を建てた武将とか地元郷土の歴史を綴ったパネルや
刀剣甲冑その他諸々の古道具が展示されている。
さすがにパネルは読む気にならないが刀はちょっと男心をくすぐられた。
早くも飽きた顔してる妹と最上階の展望台に行く。
街と周辺山々を一望して終わり。
景色好きや歴史マニアな人にはここも楽しめる場所なのだろう。
駅へ戻ると次の列車は二時間後だった。
妹がこんなところで二時間もひたすら待ってるのは
「絶対やだ!次の駅まで歩いてみようよ!」などと言い出した。
「おじいちゃんちの周りより田舎だねえ」
とぼとぼと野菜畑の間の野良道を歩く僕達兄妹。
先週、祖父母の家から一人で家に帰ろうとしたことを思い出す。
あの時はヒトミねえちゃんが追いかけてきて、途中の橋の下で…。
今は生まれて初めてやってきた、まったく見知らぬ土地を妹と歩いてる。
道が線路脇からどんどん離れていき、ついに突き当たってしまう。
道はそこからさらに線路から離れる方向へ伸びていた。
さすがに来た道を戻る気にはならず、スマホのナビ頼りに次の駅を目指すことにした。
バッテリーの残量が気になるがとにかく歩くしかない。
元気な妹、鈍くさい兄。
「また一休みなの?タクヤ虫ぃ ほんと弱虫だなあ つかえねー」
何といわれようが疲れるものは仕方がない、自販機の横でしばししゃがみこむ。
また歩いてるうちにようやくまた線路が見えてきた。
同時に列車の走ってくる音が聞こえはじめて、あっという間に僕等の目の前を通過していった。
素直に駅で待っていれば乗れていたはずの列車だ。
「タクヤ虫! おまえがもたもたしてるからだぞー! このバカ! へたれ! しんじゃえ!」
あらゆる暴言を浴びせられながら僕は背中や腰をぼかすか殴られ続けた。
やっとのことで次の駅にたどり着く。
次の電車はまた二時間後。
既に夕方六時、腹も減ってきた。
そこは無人駅で周りは畑と野原しかない。
「おなかすいたー なんでコンビニも無いの?
日本全国すべての場所に法律で作ればいいんだよ」
かなりイラついてる妹がわけのわからないことをいう。
とにかくここは列車が来るのを待ちつづけるしかない。
夜八時、ローカル電車に揺られる僕達二人。
僕は歩き疲れて、妹はまちくたびれて、力尽きた僕達は屍と化していた。
そしてさらに追い討ちをかけられる。
夜十時、乗換駅にたどり着いた僕達を待っていたのはもはや各駅停車しか無く
しかも今夜宿泊するつもりの街にはたどり着けないという事実だった。
とにかく腹が空きすぎてふらふらだ。
「あのーすいません! ご飯が食べられるお店を知りませんか!」
一人しかいない駅員に妹が尋ねる。
ちょっと怖そうな感じの人だったので僕はビビってしまって、代わりに妹が聞いてくれたのだ。
どこまでも情けないこのヘタれを笑うなら笑えという感じです。
ここから500mほど行った国道脇にコンビニがあるというので向かった。
買い物を済ませて店から出ると店員がシャッターを降ろし始めてた。
ど田舎のコンビニは夜には閉まってしまうというのは本当だったんだ。
僕等は駅に戻り、買ってきたパンやおにぎりをパクついた。
腹が減りすぎていたことでまったく味がわからず、しかもあっという間に無くなってしまった。
電車の中で車掌に揺り起こされた僕等。
電車内でうたた寝してる間に終点に着いていた。
そして宿泊先を確保できていない僕達。
そこまで頭が巡っていなかったのだ。
既に時間は十一時半、走り去る最終電車を見送りながら途方に暮れた。
一時間ほど駅の周りをうろついたけど宿なんかない。
もう一度駅に戻ると駅員は既に帰った後で無人になっていた。
始発までここにいるしかない。
…11歳と16歳で生きようと思った…
某有名戦時中アニメ映画のフレーズパロが頭の中に浮かぶ。
僕達兄妹はここでずっと暮らすことになるのか……
「何深刻な顔してんだよタクヤ虫
始発電車がくるまで六時間ちょっとここにいるだけじゃん
駅で寝るなんてサトミは始めてだあ」
つくづくタフなガキだと思う。
自分がこの年齢だったら不安で仕方がなかったであろう。
さすが9歳から非処女やってるだけのことはある。
「あのさ、サトミ 風呂入ってないから汗でべたべただし、くさいけど」
「ほんとだ、くっせえ でもいいや」
僕達は駅舎から真っ暗なホームへ移動する。
星がすごい綺麗に見える。
ヒトミねえちゃんとの思い出ベンチでの青姦を思い出す。
鄙びた駅のホームで16歳と11歳の兄妹が性交する。
あと五時間ほどで列車が来る、いつものように乱れきった状態で過ごすわけにはいかない。
それでも一旦この状態に入るとメチャクチャに前後不覚になる。
「あ! あ! た、たくや! さとみの中で… びゅるびゅるって! してるぅ!
お腹の奥で…しゃせえ …してる! あああぁぁ!!」
弓なりに撓っていきまくる妹の吠え声がホームにこだまする。
「まだ… 今一度…」
僕は屈曲位で固めて妹の尻をむき出しにし、そのアナルを求めた。
ズブズブと妹の尻を串刺しにする。
肛口でシゴく度、膣口から先ほど注入した精液が搾り出る。
このあと風呂で洗い流すこともできないのにこんな臭いセックスに及んだのは
妹の昼間の汗を落としてない一段と強いにおいが僕の性欲を刺激したからかもしれない。
僕達は洗ってないべたべたの肌を無我夢中で擦り合わせた。
時折接吻を混え、磨いてない歯と歯をわざとカチカチぶつけあう。
ん… ごくごくっ… 舌を絡ませて飲む妹の唾液はいつもより濃い味がした。
べちん!べちん!べちん!べちん!… ホームに鳴り響く小学生女児の尻を叩く音。
間もなく妹の直腸は僕の精液便所と化した。
八月二十四日早朝
においは無くなったけど、体中がべたべたのがびがびだ。
気持ち悪くてとても寝れない、セックスなんかするんじゃなかった。
それに比べて妹はよく寝てる。
事後すぐに寝入ってしまって服を着せるのが大変だった。
空が明るくなってきて、妹の寝姿に愕然とする。
不自然な着付けの乱れた姿は、ここで何をしていたか一目瞭然であった。
やばい… なんとかしないと…。
物置を見つけて中からバケツを拝借して水を汲んでタオルで妹の身体を拭う。
そして乱れた着衣をどうにか不自然じゃない程度に直して、
今度は自分の身体を拭った。
すべて終わってバケツを返して、寝ぼけてる妹を抱きかかえて、ホームから
駅舎に移動させたところで間もなく駅員が出勤してきた。
まさに間一髪。
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