もちろん重要な都合により兄なんか受け入れない時だってある
夏といえば、私のような活動オタク者最大の祭典が開かれる。
一昨年初参加以来、今年も当然の如く
軍資金握り締めて戦列の最中であった。
祭りが終わり、家へたどり着けばもはや兄との秘め事どころではない。
もちろん重要な都合により兄なんか受け入れない時だってある
夏といえば、私のような活動オタク者最大の祭典が開かれる。
一昨年初参加以来、今年も当然の如く
軍資金握り締めて戦列の最中であった。
祭りが終わり、家へたどり着けばもはや兄との秘め事どころではない。
兄よ、部屋の前の廊下を彷徨いても無駄だ。
妹様は最優先事項消化中、兄よ普段の私の如く壁に耳を付け
人生最大の喜悦を満喫する愛妹の息吹くらいは聞かせてやろう。
それで精々自立発電に励むがよい。
哀れな兄を部屋に招き入れたのは夏も終わりになってからであった。
下の部屋に両親が寝ているというのに私は一晩中、
兄の噴き出す性愛に肌を胸を派手に弾まされ、
五回も欲望の白濁りを子宮に注がれた。
朝、下半身の違和感で目を覚ますと鼻が猛烈な異臭に襲われた。
交わったまま眠ってしまった私達の下半身。
兄は繋がったままの妹の中で朝立ちさせていたのだ。
この状況で大人しく女体から出て行く男などいないのだということを
兄が示し始める。
奥で固まった精液と愛液の塊で糊付けされてしまった性器が
べりべりと摩擦を開始。
朝日で照らされた天井が揺れ始める。
こんな明るい中でセックスするのは初めてのこと。
暗い中での行為は翌朝になればあれは夢か幻と割りきれるものを
今、裸の自分の上に乗ってる裸の男は紛れもない
毎朝ねぼけた寝起き面を見せ合う相手。
いやが応でも兄妹で近親相姦していることを思い知る。
思い知りながらも、私達の波打つ肌は止まらない。
互いの顔を注視したくなくて私達は接吻した。
私はいまだに性交より接吻のほうに抵抗を感じる。
私が兄と体を重ねるのはあくまで受験妨害計画上の事務的行動。
でも口付けはいかにも愛し合ってます感を覚えて気分が悪い。
普段は一方的に吸ってくる兄の口を私はこの時は思い切り吸い返していた。
ねちゃねちゃと舌を絡ませ互いの唾液と吐息を存分に味わった。
息が苦しくなり、唇が剥がれると顔は互いの肩にずれ、
みっちりと密着して抱き締め合う形へとなった。
…しお…りぃ… にいちゃん…いっぱい、出そうな…予感だよ…
兄は妹の体を突きながら、言わなくてもいい余計なことを耳元で呟く。
この直後に兄は射精した。
兄の一言の所為で私の体内で異様に濃厚な精液が噴出し
子宮に溢れんばかりの大量種付けされてるイメージが湧き上がった。
わたしは… わたしったら、兄と…子作り…してる…
そんなこと思いたくない、でも思う気持ちが抑えきれない、あああぁ
時計を見ると朝の五時半だった。
「なあ、しおり… 体がべたべたしすぎてるんだけど
俺もおまえもすげえくせえし
親まだ寝てるから、いっしょにさ 風呂入らない?」
お断りする。
兄を追っ払って、バスルームに飛び込み、己れの股間を仰ぎ見て戦慄が走る。
これが自分の体かと信じたくないほどの乱れた有様。
兄の陰茎の形のまま歪んだ膣口、だらしなくはみ出た陰唇から
とめどなく、かつて見たこと無いほど濃く泡立った精液がしたたる。
指入れてごそりとほじってみれば指一杯にへばりつく昨夜の残滓。
今まさに私の子宮の中で夥しい数の兄精子が妹卵子求めて蠢いている。
妊娠という恐怖の二文字がまざまざと頭の中をよぎったのだった。
後日、ホッと胸を撫で下ろせたけど、もっと慎重にならないといけないと
若干十五娘な我輩は大いに思った次第です。
つづく
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