次の日、僕は線路脇のあぜ道をとぼとぼと歩いていた。
こんな町もう一日だっていたくない、一人で帰ってやる、そういう勢いで飛び出して来たのだ。
次の日、僕は線路脇のあぜ道をとぼとぼと歩いていた。
こんな町もう一日だっていたくない、一人で帰ってやる、そういう勢いで飛び出して来たのだ。
一時間ほどした頃に後ろからバイクの近づいてくる音がして、避けようと脇に寄ると同時に僕の真横に停まった。
ピンクのナンバーの大きめのスクーター、ヒトミねえちゃんの愛車。
「こら!タッくん なに、こんなところうろうろしてんねん 何処行くんや?」
「…なんだよ どうだっていいだろ」
「タッくん、もしかして、一人で帰る気なん? そんなことあれへんよね それやったら電車に乗るはずやし」
「…金を節約したいからJR駅まで歩くんだよ」
「本気かいな! ここから十三㎞もあるんやで! ほんましゃあないなあ、乗せてったろか?」
僕は無視して歩き続ける。
田んぼをつっきる一本線路の脇道をひたすら進む僕、
そしてその後をバイクを押しながら着いてくるヒトミねえちゃん。
「なあ、なんで帰るん? 昨日はうちが相手してあげんかったから?」
「そ、そんなわけないだろ! ねえちゃんみたいな誰とでも寝るようなビッチと二度とやりたくないよ!」
「え? どうゆうことや? まさか… 昨日の…」
「見てたよ! このお漏らしビッチ!」
顔は見てないが明らかにねえちゃんの表情がむっとするのが伝わった。
「なんや、とりあえず童貞卒業さしたったおねえさまになんていいぐさや」
「何が取りあえずだ! しっかり奪った癖に」
「あの程度で何がしっかりやねん あんたなんてまだまだ童貞同然の若葉非童貞やっちゅうの
で、どうせもてへんあんたのことやからペーパー非童貞のまま歳食ってくのやろね」
「ふん 何とでも言え」
いよいよ日は高くなり、真夏の日差しが容赦なく照りつける。
運動不足なうえ、昨日と一昨日の衝撃で昨夜はろくに寝てない僕はクラクラし始める。
食事を余り摂らずに出て来たのも失敗だった。
せめてあと二時間早く出発できていれば少しは暑さを避けられたのに…
無意識にフラついて倒れるすんでで素早く僕の横へ並んできたねえちゃんの肩が支えてくれた。
「なんや、もうギブアップかいな」
バイク押しながら着いてきてるにも関わらずまるでバテてる様子がないねえちゃんは
シートを開けて予備のヘルメットを取り出した。
ねえちゃんのバイクの後ろに乗せられて走り出してから5分もしないうちにまた停車。
朦朧とする僕の耳に自販機で飲み物を買う音が響く。
「ほんま、だらしないやっちゃなあ ほらこれ飲み」
僕は渡されたペットボトルを落としそうになる。
「ええい!世話のかかるやっちゃ!」
ペットボトルは取り上げられ、蓋をあける音と中身を飲むぐびぐびという音がして
うつむいた僕の顔はねえちゃんの手で上を向かされた。
目の前に頬をふくらませたねえちゃんの顔と唇が出現、
そのまま僕の口に吸い付いた。
ん… ごく ごく ごくぅ… ぷは…
おねえちゃんはもう一度口に含むと僕に口移しで飲ませてくれる。
それがさらに三回続いた。
「どや? 少しは生き返ったやろ 残りは自分で飲みや」
あぜ道をバイクで二人乗りして進むねえちゃんと僕。
夏風の中にねえちゃんの香りが加わる。
ねえちゃんの弾力のあるお腹に掴まる腕にバイクがバインドする度
豊かな下乳が当たる。
勃起してたまるか! こいつはとんでもないビッチだ!
…でもさっき触れた唇はものすごく柔らかくて、いい味がした
て、ダメだ! ダメだろ! 認めない 認めないったら…
カテゴリー上それはちょっと…
せめてハーレムやヤリチンにはなりません、たぶん
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