(ナレーション:松平定知)
ではNEPの場合はどうでしょうか。
草木一本生えていない、荒涼とした大地がどこまでも広がっています。
スレ立ては年間を通してほとんど見られず、レス数も決して多くありません。
この状態は、一見して不活性状態を保っているようにも思えます。
ところが、ここでは時おり猛烈な荒らしが吹き荒れ、環境を激変させます。
博士は、この荒らしこそ、生命が進化する上で非常に重要な役割を果たしていると言います。
しかし、本当にこんな過酷な環境で生命が生きていけるのでしょうか?
取材班がNEPを訪れて1560日目、ついに一頭のゴリラが、カメラの前に姿を現しました。
博士によれば、ここでは数頭のゴリラが群れで生息しているそうです。