気が付くと男たちは床に伏せていた。よく見るとピクピクと痙攣している。どうやら完全に果ててしまったらしい。
それを見たスーツの男が「ありがとうございました。今日は以上です」と言った。俺は物足りなかったが、他の男たちが次々に帰っていくので、服を着て帰ることにした。
建物から出ると歩いていると、スーツの男が後ろから追いかけてきた。そして俺の横に並ぶと「あんたさすがだな。おかげで今夜もいいものが撮れた」と言った。俺はなにも答えなかった。
男は「あんたのおかげで今うちの会社はかなり儲けてるんだぜ」と嬉しそうに言った。そして俺の肩に腕を回した。
その時、俺のからだの中に再び欲望が沸き上がった。考える間もなく俺の体は動いた。
俺は男を道に押し倒した。男は「なにをする!やめろ!」と抵抗したが、無駄だった。
俺は日頃行われていた撮影のおかげで随分と体が鍛えられていたらしい。男はなんとか逃げ出そうと必死に暴れた。