実らなかったやつでもいいから
実らなかったやつでもいいから
俺って幼稚園卒業と同時に少し離れた場所に引っ越したんだよな。
距離的にはそんなに離れていないけど、幼稚園のみんなとは違う小学校に入学した。
幼いながらに親の都合に振り回されたことに腹を立てていたのを覚えている。それに加え幼い頃から人見知りだった俺は暫く友達ができずにいた。
そんな中話しかけてきたのはお前らだった。
最初は正直鬱陶しかった。なんというか、人の心に土足で踏み込むような。
お前らは俺の苦手なタイプだったな。
俺があからさまに嫌な顔をしても何度も話しかけてきたお前ら。帰りの会が終わるすぐにランドセルを担ぎ、逃げるように帰る俺を追いかけて一緒に帰ろうと言うお前ら。
いつからだったかは覚えていない。
ある日を境に急にというわけでもない。
気が付いたら俺はお前らに惹かれていたんだ。
設定が小学生だと俺お前らでも普通にシコれるからやめろ
小4のときクラスの可愛い子好きになった
殆ど話したことないけど何でか俺が好きだったことが少し噂になった
その子は次の学期に引っ越した
小4のときのエミちゃん
体育座りの時短パンの隙間から水色のパンツ見た
小2の時カブトムシ
君の涙が忘れられない