「よいではないか!よいではないか!」
「あーれー、誰か助けて!」
「よいではないか!よいではないか!」
「ウワッハハハハハ!」
「その悪事、許すわけにはいかぬな!」
「勝手に当職の事務所に入り込むとは、貴様、何奴ナリ!」
「うつけもの、余の顔を見忘れたか」
「・・・!父上!?」
「貴洋之助、弁護士の地位を利用し
私腹を肥やした落花狼籍に及んだその背任の数々、
断じて許し難い。
よって直々に成敗する。」
「黙れ黙れ!こ奴は父の名を騙る不届き者ナリ!
「こ奴を事務所から生かして帰すでないナリ!」
「であえ!であえ!」