男「ああ……!よかった!どこにいったのかと探したよ!」
幼女「……」
母親「……」
男「幼女ちゃんどこにいたの?おじちゃん山の中まで探しに行ったんだよ」
幼女「……」タタタ
ふいに幼女が男に駆け寄った。表情のない顔で男の体に抱きつく。
男「さっきはごめんね。恐かったろう。脅かすつもりじゃなかったんだけど」
ぎりぎりと。幼女は男の体を締め付けていた。苦しいくらいだった。両腕もいっしょに抑えられていたため、男は少し上体をひねった。
男「ちょっと、幼女ちゃん?」
幼女「……」ギリギリ
母親「……」
男「お母さんもすみません。家を空けてしまって」
母親「……だ」
男「え?」