兄「ひっ…なんだ妹か…出ていってくれよ…」
妹「…」
兄「ひっ…なんだ妹か…出ていってくれよ…」
妹「…」
妹「おにぃ…冬休みの宿題はやった?」
兄「………や、やってある…よ。だから今ゲームしてるんじゃないか。」
妹「ふーん、でも、まだ数学と国語と社会と英語はやってないんだね?」テキストヲミセル
兄「な、なんで妹がそれを持ってるんだよぉ!か、返せ!」
妹「何故持ってるかは置いといて、そんな嘘つくようじゃ社会に出てもちゃんとした職につけないよ?」
妹「何時までも私が居て、ご飯とかも作れるわけじゃ無いからね?」
兄「い、いちいちうるさいな。…ていうかなんで妹が部屋に入ってるんだよ…。前、は、入らないって条約を作ったじゃ無いか…」
妹「はぁ…解ったよ…。」部屋を出る
兄「ていうか、なんで妹は母親ヅラしてるんだよ……ほんと何時もうるさいなぁ…」ブツブツブツ
兄「そ、そういえば今日はめぐみたんのフィギュアの発売日だったな…」
兄「えーと、確か店の閉店時間は…あっ!」
兄「も、もう時間じゃ無いか…早く家を出ないと…」
兄「リュックを持って…サイフを持って…ええと、あと紙袋…」
兄「よし、じゃあ家を出よう…」
妹「おにぃ、何処に行くの?」
兄「……い、妹に教えるメリットあるの?」
妹「…9時までには帰って来てよね。」
兄「…」
兄「流石に暗いな、懐中電灯を持ってくるべきだったかな…」
兄「……妹は、9時までって言ってたよな…」
兄「あれ、コンビニの電灯が消えてる」
兄「そういえば、街灯も全部消えてるなぁ」
兄「何かあったのかな…いや、でも(妹「おにい、避けて‼」
兄「」
妹「また、やってしまった…知っていた筈なのに…筈なのに…………」
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兄「……あれ?今は何時…ああ、朝か」
兄「…今、めぐみたんのフィギュアを買いに行っていたような…」
兄「まあ、いいや」
兄「おーい、妹、ご飯あるかー?」ドタドタドタドタ(階段を降りる音)
妹「やってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまったやってしまった」ボソボソ
兄「妹?」
妹「あれ…?おにい?」
兄「は?おにい?なんでそんな呼び方なんだ?」
妹「え?」
兄「ん?」
妹「おにぃ、なんでそんな饒舌…リア充?」
兄「いや、おにぃってなんだよ?なんだそれ?」
妹(ああ、またか…)
妹「い、いやなんでも無いよ?」
妹「さ、ご飯食べよう」
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妹「あれ?」
兄「あれ、ご飯が無いな…今日の当番って妹だったよな?」
妹「う、うん。そうだけど…お、おかしいなぁ…あはは…」
兄「珍しいな妹が当番サボるなんて。せっかくだし今日は一緒に作るか!」
妹「え?」
兄「いや、一緒に作るかって聞いたのさ」
妹「じ、じゃあ一緒に作ろう!うん!」
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妹「おにい………ちゃん、肉は焼けたよ」
兄「ん、解った、じゃあ具をいれるなー」ジュワー
妹「はーい」
兄「いやー、それにしても久しぶりだな、妹とご飯作るなんて。」
妹「え?お兄ちゃんとご飯作ったことあった?」
兄「ハハハ、数年前は何度も一緒に作ってたじゃ無いかw」
妹(記憶の食い違い…)
飽きた
書きだめはあるけど落とす