かくして野心に燃えた男の命は、川を流れる泡一粒のように弾けて消えたのだった
ヴィーヴィ「英雄になろうとした時点で、英雄失格……ってことなのかしらね?」
アレクシオス「それをリューンに数千人単位で生息しているだろう、英雄志望の冒険者に言ったら
間違いなく袋叩きだな。それにそもそも、あれはそういう難しい話じゃあないよ」
セレナ「ほほう、ではどういう話だったんですかね?」
アレクシオス「英雄ってのは、格好良いもののはずだろう? そいつが『ええ格好しい』を忘れたら
英雄とは名乗れないよな、それだけの話さ。あいつのやり口は、ちょっと格好悪かったな」
ザイウス「そういうものですかねぇ?」
アレクシオス「そういうものさ、竜を殺そうが大国を築こうが、格好悪かったら誰も英雄とは呼ばんよ」
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このシナリオに挑む7~9レベルの冒険者なら、十分英雄と言えるだろう
それを考えると深いものがありそう……といったところで今回のリプレイはここまで
お付き合い頂きありがとうございました!