ブ ラ ッ ク バ ス
_,,,,........____
/:::... ::::.....:::: :: .. ::::::: ..`ー-4 __ ,=ニi
/_ ::: ..:: (●) ::; ...::_ :: :: : :  ̄'' } 三
'⇒ :: . ::::: ... (ヽ三/ ;: : .. ::: ;;/ `ー'
i /,ゝ
! / ̄
ヽ、 _,/
`ー ------― "
ブラックバス(Black bass)とは、スズキ目・サンフィッシュ科の淡水魚のうち、オオクチバス属Micropterusに属する8種(11亜種)の魚の総称である。
ブラックバス(Black bass)とはMicropterusの一種または全種を指して用いられる俗称であり、「ブラックバス」という名前の特定の魚類の種やグループは存在しない。
本来ブラックバスという呼称は、コクチバス(スモールマウスバス)の稚魚期の体色が黒いことから原産地北米において慣習的に呼ばれるようになった名称である。しかし日本においては、移入からの歴史が長く、分布範囲、個体数、認知度において群を抜くオオクチバス(ラージマウスバス)を特に指して用いられる場合が多い。
しばしばバスとも略される。オオクチバスは商業漁獲対象魚として普及させるため「クロマス」という和名で呼ばれたこともあるが、サケ科のマス類と混同されやすいため、その呼称は21世紀現在では使用されていない。
属名Micropterusは和名においておもに「オオクチバス属」と訳されるが、「コクチバス属」とする場合もある。またMicropterusは「小さな尾」の意であるが、これは初めて捕獲された本属魚類の個体の尾鰭が負傷欠損によって小さかったために、誤ってその特徴が名付けられてしまったものであるといわれる。