普通「だいじしん」だろと思ってググったらこんなの出てきた
NHKに問い合わせると、「ことばのハンドブック」の記述から、こんな分類を教えてくれた。
「一般的な『だい』と『おお』の読み方の資料では、『だい』のあとにくるのは漢語、
つまり音読みの言葉。それに対して、『おお』のあとは訓読み、和語となっています」
つまり、音読み+音読み、訓読み+訓読みというルールに沿ったものだそうで、
「『じしん』は訓読みですので、NHKでは、今も昔も『おおじしん』と読んでいます。
なぜ『だいじしん』という人が多いかというと、『大震災(だいしんさい)』『大災害(だいさいがい)』など、
災害に関する言葉を『だい』と読むのと関係があるのではないでしょうか」とのこと。
ん、訓読み!? “震”は「ふる(える)」が訓読みで、「じしん」って、「音読み」じゃないのか!?
あるいは、「地」には訓読みがなく、「ち」「じ」ともに日本語になっているので、
「訓読み+音読み」の「湯桶読み」パターンだろうか。
いずれにしろ、「ことばのハンドブック」に従えば、「だいじしん」が正解の気がするが、
NHKの放送用語はあくまで「おおじしん」なのだそうだ。つまり、例外!? かなり曖昧ってこと!?