初代プレイステーションが発売された頃私はまだ少年でした
当時地方の更に地方と呼ぶべき小さな町に住んでおり町にあるのは小さな個人経営のおもちゃ屋一件だけでした
仲の良かった同級生3人と初代PSを見に行ったのを覚えています
店に入るとブラウン管テレビのモニターが置いてありそのテレビに繋がれているのは初代PSです
テレビには本体と同時発売のリッジレーサーが流れていました
美しい映像 今まで見たことのない3D
あまりの衝撃で映像に見入り試遊する事も忘れたほどです
数日後友達の3人が次々と親から初代PSを買って貰っていました
貧乏だった私の家庭は当然そんな高価な物を買って貰えるわけもなく毎日おもちゃ屋に通い試遊をしていました
ある日お店のおじさんが「坊や プレイステーションが欲しいのかい? あげても良いよ」というのです
驚いて言葉も出ない私におじさんは「その代わりおじさんとプレイするのが条件だ」と言いました
当時の私は意味もわからず「おじさんありがとう!」と話に乗りました
PS本体とアナログジョイスティックを貰って帰りました
あのおじさんは今でも同じ手口で少年に手を出していますか?
教えて下さい